5月に出やすい揺れ|子どもに起きていること

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4月に入園・進級して、ひと月が経ちました。「だいぶ落ち着いてきたかな」と感じているかたも多いのではないでしょうか。でも5月に入ったあたりで、またちょっとした「揺れ」が出てくることがあります。

「また不安定になってきた」「せっかく慣れてきたのに……」と心配になる前に、5月に起きやすいことをあらかじめ知っておくと、少し楽になりますよ。


5月の揺れは「慣れたからこそ」起きる

4月は緊張感で体が動いていた部分があります。新しい環境への警戒モードというか、子どもなりに気を張っていた状態です。

ところが5月に入ると、ゴールデンウィークをはさんでリズムが変わる、ふと「また月曜日か……」という気持ちが芽生える。大人でも経験がありますよね、あの感覚です。「5月病」という言葉は子ども向けには使われませんが、実は似たような揺れが子どもにも起きているんです。

慣れてきたからこそ、「ここはこんな場所なんだ」とわかってきたからこそ、「やっぱりしんどいな」という気持ちが出てくる。それが5月の揺れの正体です。


ゴールデンウィーク明けに起きやすいこと

特に影響が出やすいのが、ゴールデンウィーク明けです。長いお休みで生活リズムが変わり、家でゆっくり過ごした後にまた園生活が再開する——この切り替えは、大人が思う以上に子どもの体にとってきつかったりします。

0〜3歳に出やすいこと

  • 朝の登園しぶりが再燃する
  • 4月に落ち着いていた夜泣きが戻る
  • 食欲が再び落ちる
  • 「ママがいい」「パパがいい」が強くなる

「また振り出しに戻った」と感じるかもしれませんが、後退ではなく、リズムの再調整が起きているだけです。

4〜6歳に出やすいこと

  • 「園に行きたくない」がまた出てくる
  • お休み中の楽しかったことを引きずって、切り替えに時間がかかる
  • 「どうせ行っても楽しくない」など、ネガティブな言葉が増える
  • 些細なことでかんしゃくを起こす

言葉で気持ちを表現できる分、「行きたくない」がはっきり出てくる時期でもあります。その言葉をまずは受け止めてあげてください。


📝 現場エピソード(フィクション)

Cちゃん(5歳)は4月の途中からすっかり登園できるようになり、「今日は何して遊んだよ」と帰りに話してくれるようになっていました。

ところがゴールデンウィーク明けの月曜日、久しぶりに玄関で泣き崩れてしまいました。お母さんはとても戸惑われていましたが、「また一から?」ではなく、「また少しだけ時間が必要なんだな」という段階です。

Cちゃんはその1週間後にはまた元の調子を取り戻していました。こういった揺り戻しは、この時期のよくあることです。焦らずに一緒に乗り越えてあげてください。


5月の揺れをやわらげるために、家庭でできること

ゴールデンウィーク中も、生活リズムだけは意識する

お出かけや楽しいことがたくさんある時期ですが、起きる時間と寝る時間だけは大きくずらさないようにすると、明け後がぐっと楽になります。全部を完璧にしなくていいので、「寝る時間だけは守る」くらいの感覚で十分です。

「行きたくない」は頭ごなしに否定しない

「そんなこと言わないで行きなさい」と言いたくなる気持ちはよくわかります。でもまずは「そっか、行きたくないんだね」と一度受け止めてから、「じゃあ今日は何して遊ぼうか」と前に向けてあげるほうが、スムーズに動ける子が多いです。

帰ってきたら「おかえり」と、何もしない時間を少し

5月も引き続き、帰宅後はすぐに宿題や次の予定に向かわせず、ぼーっとできる時間をつくってあげてください。エネルギーを補充してから動く、という順番を大切にしてあげると、夕方以降の崩れが減ることが多いです。


「また揺れている」ではなく「また育っている」

5月の揺れは、決して後退ではありません。4月に新しい環境に飛び込み、一生懸命やってきた子どもが、ここにきてやっと「ここでいいのかな?」「ほんとうはしんどいな」という気持ちを出せるようになってきた、ということでもあります。

揺れが出せる子は、安心できる場所がある子です。家庭がその場所になっているということ、少し誇りに思ってもらえたらと思います。


💬 保護者へのひとこと

5月に揺れが出てきても、4月のがんばりはちゃんと積み上がっています。

「また振り出しに戻った」じゃなくて、「また少しだけ時間が必要なんだな」——そのくらいの気持ちで見ていてあげてください。

ゴールデンウィーク、保護者のかたもゆっくり休んでくださいね。


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